プロフィールムービーとは?
結婚式では当たり前のように流れる「プロフィールムービー」ですが、昔は今でもある乾杯の前に司会者がお二人のことを
紹介する「プロフィール紹介」のみでした。
次第に「スライドショー」が流れるようになり、懐かしい写真を1枚1枚流すだけのものから始まりました。
ほんの数年前まで小学校や幼稚園、保育園などの保護者会などでも、日頃の子どもたちの写真をスライドにして上映するという
こともあったので、スライドショーというイメージは沸く方も多いのではないでしょうか。
結婚式のプロフィールムービーは、新郎新婦様がそれぞれ生まれたときからこれまでの歩みを映像にまとめたものです。
ほとんどは、お二人がお色直しをしている中座中に上映しています。
時代とともに、ムービーの見せ方は変わりつつありますが、内容は変わらずどの映像も親御様やゲストの皆様が
昔懐かしくなるものばかりです。
今回は、「プロフィールムービー自作のコツ」として、これからムービーを作成する新郎新婦様にとっておきの情報をご紹介します。
何のためのムービーなのか
そもそも、「プロフィールムービー」は何のためにあるのでしょうか。
多くの人は「親や大切な友人、同僚に感謝を伝えるため」と答えます。
確かにそれはとても大切なお二人の想いです。
また、結婚は昔から「結婚相手はどんな人なのか」というのが親族を含む周りの人はとても気になります。
結婚式で、「生まれたときからこんな風に過ごしてきたんだ」というのをお伝えできるのがこのプロフィールムービーなのです。
幼いころからの写真を交えながら、テロップを入れることで、ゲストの皆さまも、写真のときのイメージが想像できたり、そのときのことを思い出すことができます。
また、プロフィールムービーは中座中に流します。
中座時間は30-35分ほどありますが、両家の親御様はゲストの皆様にお酒を持って挨拶にいったり、ゲスト同士は久しぶりに会う友人たちと食事を召し上がりながら歓談をしている時間です。
しかし、お色直しの時間は、なかなか時間通りにいかず押してしまうことがあります。
あまり時間が長いと間延びしてしまうことがありますので、この中座中にプロフィールムービーは大活躍してくれます。
ゲストの皆が楽しめる演出の1つでもあります。
ムービーではその人の人柄がわかるので、適当に作成をするのではなく、自分自身や相手がどういう人なのかを理解していただく機会だと思って作成しましょう。
プロフィールムービーの自作スケジュール
それでは、まず始めにプロフィールムービーを作るためのスケジューリングについてご紹介します。
「仕事をしながら作成しなきゃいけない!」という人も多いかと思いますので、無理なく余裕をもったスケジュールをたてましょう。
POINT!
3か月前・・・構成を練る/写真選定/BGM選定(3曲)/写真順番の決定
2か月前・・・映像制作/コメント入力
1ヵ月前・・・会場での試写/修正
1.構成を考える
まず、プロフィールムービーを作るときは「構成」を考えるところからはじまります。
構成の定番をご紹介します。
1.タイトル
2.新郎生い立ち(誕生~現在まで)
3.新婦生い立ち(誕生~現在まで)
4.お二人の出会い
5.今後の決意やゲストの方へのメッセージ
構成のサンプルをご覧になりたい方は※プロフィールムービー参考動画をぜひチェックしてみてください。
ポイント・・・
構成をするときのポイントは、5~7分くらいでおさまるようにすることです。
2.3.4はそれぞれ1分30秒くらいでおさまるようにするのがよいでしょう。
また、写真と動画を組み合わせて構成するのも間延びせずにゲストの方により楽しんでもらえます。
2.写真枚数の決定
次に、写真の枚数を決めます。5分~7分くらいのムービーの場合、写真枚数は30枚~50枚が理想です。
新郎新婦様、それぞれ誕生~現在までの写真を10~15枚ずつ選定します。
お付き合い歴が短めであったり、ふたりでの写真があまりない場合は、
それぞれの写真を同じくらい増やします。
合計で30-50枚あれば、内訳は調整してください。
3.BGMを考える
そして、ある程度写真を選んだらBGMを考えます。
BGMは新郎パート・新婦パート・お二人のシーンで合計3曲選びましょう。
曲は好きな曲でも良いですが、いくら好きな曲であっても失恋系など悲しい今日はひかえてください。
歌詞も確認して、結婚式に合う曲を選定するとムービーとリンクしてより感動的な演出になります。
<プロフィールムービーBGMランキングをご紹介>
●新郎様BGM
1.Family Song / 星野源
2.115万キロのフィルム / Official髭男dism
3.ひまわりの約束 / 秦基博
4.Celebration/ウカスカジー
5.福笑い / 高橋 優
●新婦様BGM
1.My Best Of My Life / Superfly
2.My Special Day / DEW
3.永遠 / BENI
4.愛をこめて花束を / Superfly
5.ハルノヒ / あいみょん
●おふたりの出会い~現在BGM>
1.それを愛と呼ぶなら / Uru
2.Golden Hour / JVKE
3.にじいろ / 絢香
4.しわくちゃな雲を抱いて / DISH//
5.君が好きです / miwa<
2022年の最新曲も織り交ぜたランキングとなっています。
ぜひ、BGM選定の参考にしてみてください。
BGMのおすすめをもっと知りたいという人は、
をご覧ください。
4.写真の順番を決定する
写真の順番は、時系列に沿って並べます。
タイトル写真は現在のおふたりの写真が多いですが、生い立ちやおふたりの出会い~の写真は
すべて時系列で並べることで、ゲストの皆さまも感情移入しやすくなります。
5.映像制作に入る
いよいよ、映像制作に入りますが、映像制作にはどのようなアプリがあるのでしょうか。
初心者の方から、映像にはとことんこだわりたい方までいらっしゃるかと思いますが、いくつかご紹介します。
1)iMovie
※対応OS:iOSのみ
iMovieは、iOSのみ対応のアプリなので、iPhoneやiPadのみで使用できます。
Androidの機器ではできませんが、iPhoneやiPadであれば簡単にストレスなく作成ができます。
とても簡単に作成はできますが、Macのような機能性はないので、凝った動画はできなくなります。
「シンプルな動画でよい!」という方にはおすすめです。
2)SlideStory
※対応OS:iOSのみ
SlideStoryは、iOSのみで使用できるアプリなのでiPhoneやiPadで使用できます。撮影した動画や写真をスライドショーのように編集します。
動画よりも写真を中心に動画をつくりたい人におすすめアプリです。
一方で、カメラロールから動画を選べないので、操作がやりづらく感じてしまうことが多く、
少々使いづらさはあります。
3)Wondershare FilmoraGo
※対応OS:Android/iOS
FilmoraGoは、AndroidとiOSの両方に対応したアプリです。
特徴としては、無料の範囲内で多彩な編集ができるということです。
たとえば、エフェクトやトランジション、テキストのカスタマイズなども
パソコンのようにこだわった編集もできるので、パソコンは持っていないけれど
凝った映像にしたいという人におすすめのアプリです。
4)Wondershare Filmora Wedding
対応OS:パソコンのみ
Filmora Weddingは、結婚式のムービーに特化した編集ソフトです。
キーフレームやモーショントラッキングといったような編集や結婚式専用のエフェクトバックまで搭載されています。
プロフィールムービーだけではなく、オープニングやエンドロールまで幅広く使える編集ソフトです。
ミニシアターのような壮大なムービーにしたい!という人におすすめです。
どのアプリも今では素人でも簡単に手をつけやすいアプリになっていますが、
慣れていないとかなり時間が掛かってしまったり、「もっと良いムービーにしたい」「凝ったムービーにしたい」と
思っているうちに、「気づけば毎日夜中になってしまった!」なんてこともありますので、映像作成には日程に余裕をもってはじめましょう。
6.写真にコメントをつける
写真や映像をアプリで一通り差し込んだら、それぞれのカットにコメントを挿入していきます。
コメントの入れ方として「5つのポイント」をご紹介します。
1)気持ちを伝える
プロフィールムービーは、お二人がお色直し中の中座時間に流します。
そのため、ゲストの皆さまも歓談しながら盛り上がっている時間でもあるので、ありきたりで堅苦しいコメントではなく、自分たちの気持ちがゲストの方に伝わるような自然なコメントにしましょう。
2)ゲストにちなんだコメントにしよう
ゲストの方に気持ちを伝えるには、まったく関係のないコメントばかりだと退屈してしまいます。
できる限り、ゲストに関係のある内容のコメントを入れるとメッセージ性の強いムービーになります。
3)二人らしいコメントを入れる
プロフィールムービーを自作するメリットは、自分たちらしさを出せるということです。
ムービーを通して、「おふたりらしさ」が伝わる映像にしましょう。
かしこまったコメントではなく、地元の言葉を使うのもOKです。
親御さんや兄弟、友人のあだ名を入れることでもおふたりらしさであったり、
ゲストの方も懐かしく感じられます。
4)文字数を考える
1つの画面にコメントをたくさん入れ過ぎてしまうと読みづらくなってしまいます。
長くても2行程度のコメントがおすすめです。
2行以上になってしまう場合は、カットを分けてコメントを入れるようにしましょう。
目安としては、画面が表示されている間に、声に出してコメントが読める量にすると良いです。
結婚式は子どもからお年寄りまで、幅広い世代のゲストの方がいらっしゃいますので、
皆がしっかりと読める字の大きさや文字数にするよう配慮してください。
5)忌み言葉に注意する
結婚式では縁起の悪い言葉を使用してはいけません。
また、「、」や「。」も区切りや終わりを意味するので招待状をはじめ、すべてのもので
使用しないことになっています。
「離れる」「終わる」などの言葉も注意しましょう。
最近はとても便利で、忌み言葉をチェックできる自動チェックページがありますので、参考にしてみてください。
「忌み言葉を簡単チェック!結婚式でのNGワード」
プロフィールムービーに使える!おしゃれな素材サイトまとめ
プロフィールムービーの構成を知ろう!自作派必見の構成アイデアも
無料の素材を使ってプロフィールムービーを作ろう!おすすめ素材サイト
いよいよ、結婚式1ヵ月前になると、ペーパーアイテムの構成であったり、披露宴の進行を確定しなければ
ならなかったり・・・やるべきことがたくさん出てきます。
7.会場で試写をし修正をする
ムービーも最終確認の段階に入ります。
できれば、結婚式の1ヵ月前には映像を仕上げ、一度おふたりが披露宴を挙げる実際の会場スクリーンにて試写をおすすめします。
プランナーさんに見てもらうということもできますが、パソコン上で観るのと、実際に会場で観るのでは印象も変わりますので、できればおふたりで直接確認しにいくと良いでしょう。
<試写のときの3つのチェックポイント>
1)文字が切れていないか
2)音楽と映像のテロップが合っているか
3)映像や写真の画質が粗すぎないか
気になるところは、修正して再度チェックすることが大切です。
遅くとも結婚式の1週間前には最終版を提出するようにしましょう。
プロフィールムービーの写真選びのコツは?
次に、プロフィールムービーの写真選びのコツについてご紹介します。
写真がたくさんある人もいれば、まったく無い人もいます。
お二人の写真のバランスが合うように選ぶとよいでしょう。
オープニングはおふたりの今現在の写真
ムービーの最初のオープニングカットには、おふたりの今の写真を選ぶ人が多いです。
タイトルも入るので、少しぼかしを入れながら、ふんわりと温かな写真がおすすめです。
親御様の写真も入れよう
生い立ち部分の写真で、赤ちゃんの時の写真を入れることが多いのですが、この時の写真は
親御様に抱っこされている写真であったり、旅行に行ったときの家族写真など、
写真を見ることで、そのときのことが思い出される写真がおすすめです。
親御様の若いときの姿も披露できるので、ご親族様含めてとても懐かしく当時を思い出す
シーンになります。
幼児期の写真
幼児期は、おとなしいタイプであったり、やんちゃなタイプだったり、恥ずかしがりやだったり・・・
お子さんによってタイプがあります。
子ども時代の性格がわかるような写真を選ぶと良いでしょう。
また、親御様にとっては子育てがとても大変な時期でもあるので、その時にあった
出来事などを入れると、当時を思い出して感動してくれること間違いなしです。
幼稚園や保育園の学芸会や運動会などの写真もおすすめです。
小学生時代の写真
小学生くらいになると、好きなことが見つかりスポーツやお稽古に夢中になる時期でもあります。
入学式のときの家族写真でも良いですし、大変だったことでもよいです。
何かに夢中になっていたころの写真は、とても生き生きとしていますし、
相手の親御様にも自分がどういう子だったのか、知ってもらえる良い機会です。
中学以降の学生時代の写真
中学生以降になると、列席しているゲストの人も多くいると思いますので、
友人との写真をたくさん入れることをおすすめします。
学園祭や体育祭、合唱祭や部活の試合など学校行事の写真をいれるのもOK!!
また、大学時代の写真では、ゼミの紹介など、どのようなことを学んできたのかをコメント含め
伝えていくとよいでしょう。
社会人以降の写真
会社でどのように働いているのかを入れるのは、ご自身の親御様にも話さない人も多いです。
会社の制服がある人は、制服姿で同僚たちとの写真を入れるのもよいですね。
社会人になるとなかなか写真を撮らない人もいますが、結婚式用に撮っても良いですし、
社員旅行時の写真であったり、会社の飲み会での写真などでも、人間関係がわかるので
同僚などにも聞いてみて写真探しをしてみましょう。
ふたりの出逢いからの写真
最後のシーンは、おふたりの出逢いからのシーンです。
まず、どこでどう出逢ったのかを紹介し、ふたりで出掛けた先での写真や旅行などの
思い出写真、前撮りをしているお二人は前撮りの写真などもおすすめです。
親御様も観る映像なので、あまり密着しすぎていない自然な写真を選びましょう。
仲良く笑顔で写っているツーショット写真を入れて、せっかくなので仲良しさをアピールしましょう。
挨拶文とテロップ集
それでは、挨拶文やテロップの実際の例文をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
オープニングタイトル
【冒頭のオープニングタイトル例】
●〇〇&◇◇の生い立ち
●ふたりが出逢った軌跡
●HAPPY WEDDING
●OUR PROFILE
●〇〇&◇◇Presents
●Welcome&Thank you!
●Just married!
●〇〇&◇◇’s Story
オープニングのタイトルは、シンプルなものがおすすめです。
これから流れるムービーがおふたりのプロフィールであるということが一目でわかる
タイトルがよいですね。
オープニング挨拶文
タイトルあとには、ゲストの皆さまへの日頃の感謝の気持ちを伝えるような挨拶文から
スタートします。
【冒頭の挨拶文例】
「本日はおいそがしい中私たちの結婚式に出席くださり 誠にありがとうございます」
「本日はご多用の中お越しいださき 誠にありがとうございます」
「皆様への感謝の気持ちをこめて ふたりのこれまでを紹介させていただきます」
「ふたりの生い立ちについてご紹介させていただきます 今日はどうぞお楽しみください」
「皆様と一緒に 今日という日を迎えることができて とても幸せです」
「私たちが今こうして幸せな1日を迎えることができるのは こんな皆様のおかけです」
この冒頭の一文の挨拶でも、ゲストの皆さまにどういったことを伝えたいのかを考え
おふたりらしい一文にしましょう。
新郎新婦シーンテロップ
【赤ちゃん~幼少期のテロップ例】
・1980年12月12日 3,250gの食いしん坊な赤ちゃんが誕生
・名前の由来は、「優しさが実りますように」と名付けられました
・小さく生まれてたくさん心配をかけました
・夜泣きがひどくパパ&ママは寝れない日々が・・・
・お父さんに似て髪の毛がフサフサでした
・待望の第一子 家族にたくさん愛されて育ちました
・お父さんに似てる!とパパは周りの人に自慢していました
・初めて歩いたのは1歳1ヵ月でした
・小さいころから食欲旺盛でおてんばでした
・3歳になり弟が産まれて急に赤ちゃん返りがはじまり困らせました
幼少期のコメントは、親御様の心情になって入れると良いでしょう。
とくに、産まれたときのことや名前の由来などを伝えるのもゲストの方もわかりやすく
おふたりのことを知って貰えます。
【小学校時代のテロップ例】
・入学式で初めて背負ったランドセルは重かったな
・走るのは小さい頃から得意で6年間リレー選手でした
・やりたいことが多すぎて習い事を6つも習って大忙しな小学校時代
・負けず嫌いで九九はクラスで一番に覚えました!
・パパとママはやりたいことをいつも全力で応援してくれました
【中学以降のテロップ例】
・3年間ともに戦友として歩んだバスケ部は今でも大切な仲間
・合唱祭では得意のピアノを活かしてピアノ伴奏をしました
・受験勉強を頑張れたのはお父さんが作ってくれた夜食のおかげ!
・野球部ではピッチャーで4番!将来はメジャーリーガーと思ったがそう甘くはなかった
・とにかく夏はみんなで日焼け三昧 それも今は良い思い出です
・授業中に居眠りをいつも起こしてくれた親友!ありがとう
【成人/大学以降のテロップ例】
・お母さんも成人式で着たおばあちゃんから貰った着物
・ゼミの〇〇教授にはいつも迷惑かけてばかり 今でも飲みにいきます
・初めての一人暮らし 父&母からの仕送りには 本当に感謝!
・勉強よりもバイト三昧の日々もあったな・・・笑
・最高の友人たちに出逢えた!これからもずっと宝物!
・就職活動・・・何社受けたか・・・苦笑
・新入社員時代 同期は貴重な存在 みんながいたから頑張れた毎日
・上司には怒られてばかりでしたが 今では本当に感謝しかありません
・会社のみなさま いつもありがとうございます
ここでは、ゲストの皆さまへのメッセージ性を取り入れながらテロップを入れるとよいです。
時どき、笑いのあるコメントを入れると、ゲストの方も笑顔で楽しみながら観てくれますよ。
ふたりのシーンテロップ
【ふたりの出逢い以降のテロップ例】
・出逢いは友達たちとの飲み会!
・初めての印象は 新郎「かわいい!タイプ!」 新婦「よくしゃべる人」
・初めての旅行は海外!台湾、タイ、バリ島、ハワイ・・・!いろいろと行ったね
・喧嘩したら仲直りするまで絶対に寝ない二人!笑
・プロポーズはハワイ旅行の海の浜辺で最高な夜でした
・休みが合えば いろいろなところへ旅をしました
おふたりの思い出部分は、プロポーズやよくデートした場所など、ふたりしか知らない情報を
盛り込むとゲストの皆さまも興味津々です!
とくに、プロポーズの言葉は普段なかなか話しづらいのでさらっと、ここで
取り入れてみるのもおすすめです。
エンディングの挨拶
【結びの挨拶テロップ例】
・これからはふたりで力を合わせて歩んでいきます
・これからも温かく見守っていてください
・夫婦 お互いを尊敬し合い 素敵な家族をつくります
・本日はおいそがしい中お越しいただき ありがとうございます
・引き続き どうぞお楽しみください
結びのシーンでは、ゲストの皆さまへの感謝であったり、これからのおふたりの豊富を
一文にするとよいでしょう。
コメント挿入の注意点
コメント挿入は自由にして問題ないのですが、3つだけ注意点がありますのでご紹介します。
ムービーの作成規格
ムービーの仕様のひとつとして、映像の縦横比を示すアスペクト比があります。
また、画面端に余白を持たせるセーフゾーンというのがあります。
式場のスクリーンや機材によって規格が変わりますので、プランナーに必ず制作する前に
確認するようにしましょう。
著作権に注意しよう
音楽や写真の著作権や複製権についても注意が必要です。
アニメのキャラクターを登場させたり、BGMをそのままDVD-Rに挿入してしまうのは
法律違反になってしまいます。
著作権については、BGMは別出しにするのかフリー素材曲にするのかなどプランナーにも必ず確認してください。
著作権についてもっとしりたい人は、結婚式オープニングムービー曲〈2022年〉おすすめ10選!でも紹介していますのでご覧ください。
写真はデータを使おう
使用する写真は、写真をプリントしたものではなく、データを使うようにしましょう。
幼少期などの写真でL版写真しかない場合は、コンビニでも最近はスキャンが綺麗にできます。
プリントではなくスキャンをしてデータ化けるすることで、できるかぎり綺麗な画質で
入れ込むことができます。
画質が悪いものに関しては、アプリなどで写真加工をしてみるのもおすすめです。
ゲストに楽しんでもらえるムービー作成のコツ
最後に、ゲストの皆に楽しんで貰えるプロフィールムービー作成のコツについてご紹介します。
おふたりがいない時間に上映するムービーですので、皆が集中して観るムービーの1つでもあります。
5分~7分くらいの時間ですが、少しでも幅広い世代の方に喜んで貰えるものにしたいですね。
何を伝えたいのかテーマを決める
ムービーを上映する上で、誰にどう感じて欲しいのか「テーマ」を決めることが大切です。
たとえば・・・
「親御様には感謝を伝え、子育てが終わったことを実感して欲しい」
「友人などのゲストに対しては、お互いこんなに幸せな時間を過ごしてきたから安心して欲しい」
など、テーマを決めることでメッセージ性も出てくるので、ゲストの皆が感情移入しながら観てくれます。
BGMの選び方
BGMも選ぶ上でとても大切になります。
音楽1つで感動するかしないか変わってくるほど影響があります。
歌詞や曲調も含めて曲を聴き込み、おふたりのムービーに合っている曲を選びましょう。
まとめ
【ウェディングプランナー直伝!】プロフィールムービー自作のコツについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
プロフィールムービーは、家族やゲストの方を楽しませるとても大切な演出の1つです。
また、何年経っても残る動画です。
自作するには長い期間が必要になりますので、途中で挫折してしまう人もいます。
万一、自作が難しくなってしまった場合には、専門業者にお願いするのも1つの方法です。
最短で1ヵ月以内で作成できる専門業者もあります。
サンプル動画もたくさん掲載されていますので、自作する際の参考動画としても
チェックしてみると良いでしょう。