結婚式の定番の演出となったムービー上映。
節約できるポイントと制作方法による費用相場とあわせ、自作のメリット・デメリットを解説します。
ご結婚おめでとうございます!
オープニング・プロフィール・エンドロールの結婚式ムービー、どれを上映するか決まりましたか?
「どれを作る?」
「それとも全部作る?」
「それぞれいくらくらい費用がかかるもの?」
はじめてのムービー制作、良い選択をして良いものを作りたいですよね。
この記事では、ムービー制作のベストな節約方法についてご紹介しています。
ここからしっかりポイントをおさえて解説していきます。ぜひご覧ください。
結婚式ムービーの種類と節約ポイント
結婚式で上映される主な3つのムービーを、ぞれぞれの節約ポイントとあわせてご紹介します。
オープニングムービー
披露宴の最初に上映されるのがオープニングムービーです。
ゲストが着席し間もなく新郎新婦入場というタイミングで、上映が始まります。
オープニングムービーのラストに合わせて会場のドアが開き、実際に新郎新婦が入場するという、披露宴の開始を告げる重要なムービーです。
上映時間の目安は2〜3分がおすすめ。
3つのムービーのなかでも比較的短く作ることができるオープニングムービーは、自作にチャレンジしやすく節約にもつながるといえるでしょう。
プロフィールムービー
披露宴の半ば、お色直しで新郎新婦が不在の30分ほどの間に流されるふたりの誕生から結婚までの歩みを紹介したムービーです。
上映されるプロフィールムービーの6割ほどが自作ともいわれ、ゲストが楽しみにしている余興の一つでもあります。
お色直しがなければ、新郎新婦もゲストと一緒に鑑賞し楽しみましょう。
プロフィールムービーを節約するポイントとしては、自作に挑戦すること。
有料のものに比べるとクオリティでは劣りますが、あたたかみがありシンプルな動画なら動画編集無料ソフトで問題なく作れます。
普段からSNSに動画投稿などをしているのであれば、他のムービー同様ハードルはそれほど高くないといえそうです。
エンドロールムービー
エンドロールムービーには2種類あります。
オープニング・プロフィールムービーと同様「事前に準備するもの」
当日の結婚式や披露宴をドキュメントとしてリアルタイムで追った「撮って出し」
披露宴がおひらきとなりゲストをお見送りする準備の間、会場に流されることはどちらも同じ。
映画のエンドロールのように、当日のゲストへの感謝やメッセージを入れたものが一般的です。
それぞれ解説していきます。
事前準備エンドロールムービー
オープニング・プロフィールムービーと同様に、事前に準備したものを上映します。
上映時間の目安は3〜5分ほど一般的です。
オープニングムービーと同じく短めであり、文字での表現も多いことからシンプルな内容での制作であれば自作しやすく節約につながるといえるでしょう。
撮って出しエンドロールムービー
当日の結婚式と披露宴の様子をプロのカメラマンが撮影し、リアルタイムで編集して披露宴おひらきのタイミングで上映するムービーです。
当日の感動を披露宴の最後にゲストと全員でなぞることでき、とても人気の「撮って出し」
プロカメラマンがリアルタイムで撮影し、編集者が短時間でムービーを編集する高い技術をもって完成させるため、予算は上がります。
撮って出しを節約するには、複数の業者へ見積もり依頼し予算を検討することですが、打合せでの相性や編集センスなど、金額だけでは決めかねるといえそうです。
こちらで「撮って出しエンドロールムービー」の映像をご覧いただけます。
▶︎私たちの結婚式
「エンドロールムービー」はどうやって撮るの?
もっと詳しく知りたい方はこちらから!
▶︎結婚式の当日撮影エンドロール
どこで節約できる?|結婚式ムービーの費用相場
ムービー制作は、どのように節約できるのか難しいと思われる方が多いのではないでしょうか。
自作・外部業者への依頼・式場依頼。
それぞれの費用相場をみていきましょう。
自作
オープニング・プロフィール・エンドロール(撮って出しではない事前準備)、どのムービーも自作の費用相場は、0円〜10,000円程度です。
ムービー制作に無料動画ソフトを使用し自作すれば0円も可能。
クオリティを求めて有料ソフトを購入しても、初心者が扱いやすいものであれば予算は1万円ほどでしょう。
完成したムービーはDVDに焼いて式場へ持ち込みますが、そのDVD代が数百円といったところです。
自作の場合、式場への持ち込み料やプロジェクター使用料がかかる場合があります。
式場との打ち合わせでしっかり確認しましょう。
外部業者
外部業者の費用相場は20,000円〜40,000円ほどが多いようです。
ムービーの種類、内容、長さなどにより費用は異なります。
スキルマーケット「ココナラ」では、結婚式ムービー制作は10,000円代〜出品されています。
上記と同様に、ムービーの種類・内容・長さにより料金設定は様々ですが、楽曲変更や画像枚数の追加などのカスタマイズには追加料金がかかる場合が多いです。
基本料金だけで判断しないよう注意しましょう。
セット割引、モニター割|豊富なプランで高品質を相場よりお安くご提供します。
オープニング・プロフィール・エンドロールの3つのムービープラン・料金をご紹介。
▶︎プロフィールムービー学園
外部業者依頼|エンドロールムービー撮って出し
外部業者での制作の場合、10万円前後が相場といえそうです。
料金設定は、〜結婚式のみ、〜披露宴乾杯まで、〜お色直し再入場まで、など、当日のどこまでを撮影して撮って出しとするかでプランが異なる場合が多いです。
式場依頼
式場へ依頼した場合は、50,000円〜80,000円ほどが相場と考えてよいでしょう。
外部業者への依頼の場合と同じく、ムービーの種類、内容、長さなどにより費用は異なります。
式場への依頼はやはり高額になる場合が多いですが、クオリティの高さと会場や機材を熟知しているため安心してお任せできます。
式場依頼|エンドロールムービー撮って出し
式場依頼の場合、相場は20万円前後、プランによってはそれ以上になることも。
どこまでの撮影とするか相談して費用が決定されます。
結婚式ムービー|自作して節約
いちばんの節約方法は自作です。
結婚式でムービーを上映したカップルのうち、6割近くがムービーを自作しているともいわれています。
クオリティより心あたたまるムービーを目指して、自作に挑戦してみてはいかがでしょうか。
こちらでは、ムービー制作のメリットデメリットをご紹介します。
しっかりポイントを押さえていきましょう。
自作のメリット
なんといっても制作費用が抑えられることがいちばんのメリットです。
無料ソフトで制作すれば、実質0円、あとは式場へ持ち込むためのDVD代だけで済みます。
無料ソフトのテンプレートや素材を使って、新郎新婦で楽しみながら制作するのもよい思い出になるでしょう。
手伝ってもらえたら、お礼を忘れずに♪
自作のデメリット
デメリットは、ムービー制作に時間と手間がかかること。
ムービーをいくつ作るかにもよりますが、余裕を持って3ヶ月前には取りかかることをおすすめします。
時間がなさすぎて雑な仕上がりになってしまった、当日までに完成しなかった、などということは避けなければなりません。
結婚準備期間中の新郎新婦はただでさえ多忙のため、準備期間はしっかり取る必要があります。
結婚式ムービーの節約アイディア
上映するムービーを1本に絞る
オープニング・プロフィール・エンドロールの3つのムービーのうち、どれかひとつに絞るのもひとつの方法です。
質の良いムービーをひとつだけ上映する。
そのひとつにクオリティもコストも掛け、ゲストのこころに深く残るものを観てもらう、という考えかたもあります。
3つのムービーをすべて上映する必要はありません。
プランナーと相談しながら、ゲストに感謝を伝え1日ともに楽しんでいただくという視点で、演出を考えていきましょう。
まとめて依頼する
節約はしたいけれど、でもやっぱり複数上映したい!
オープニングもプロフィールも、エンドロールは撮って出しでサプライズにしたいし、クオリティも妥協したくない!
という方には、外部業者もしくは式場への依頼時に、まとめてオーダーしたいことを伝え、値引きの打診をしてみましょう。
3つのムービーをまとめて、もしくはひとつは自作して残りふたつをまとめてオーダーなど、まずは相談してみましょう。
まとめ
結婚式ムービーはさまざまな方法で節約できます。
自作もしくは外部業者へ依頼する・料金を相談する・上映数をしぼるなど、ポイントはいくつもあります。
おふたりに適した節約方法はありましたか?
なにより大切なのは、ふたりの思いがしっかり形となりゲストに伝わることです。
クオリティもコストも納得いくムービー制作を選んでくださいね。
良い結婚式になりますように!