「結婚式のプロフィールムービーのコメントをどうしよう?」
「考えれば考えるほどコメントが思い浮かばない…」
よく寄せられる声にお応えして、プロフィールムービーにおすすめのコメント一覧を作りました。
ご結婚おめでとうございます。
プロフィールムービーの制作は進んでいるでしょうか?
なにを書いたら良いのかわからない、良いコメントが浮かばない、という方のために、この記事ではすぐに使えるコメントをご紹介しています。
プロフィールムービーのおすすめコメントと、コメントをつける際の意外に重要なポイントもあわせてまとめました。
コメントが決まったらプロフィールムービーの完成はもう間近です!
ぜひ参考にご覧ください。
プロフィールムービー|おすすめコメントの前に注意点をチェック
披露宴で定番の演出、プロフィールムービー。
多くの新郎新婦が自作に挑戦しているなか、写真につけるコメントに悩まれる方がとても多いようです。
ご用意したおすすめコメントを見ていただく前に、まずはこちらでコメントにまつわる注意点をご紹介していきます。
当日のゲストの方々に気持ちよく観ていただけるよう、チェックしていきましょう。
【注意点1】文字数
コメントの文字数は写真1枚につき、15〜20文字程度がよいとされています。
人が一目で認識できる文字数は13文字ともいいますので、13文字に少し足した程度が負担なく読んでもらえる文字数といえそうです。
あまり長くなると、文字を追うあまり肝心の写真がなんだかよくわからなかった、となってしまっては残念です。
簡潔にわかりやすく、コメントを作っていきましょう。
【注意点2】句読点
コメントを入れるときは、句読点「、」「。」は使わないようにしましょう。
文章ではとても意味のある句読点ですが、終止符、区切り、切る、などの意味があることから、結婚には縁起がよくないためお祝いの席では使用しません。
結婚式の招待状やメッセージカードでの表現も同様です。
「ピカピカの1年生、背中よりランドセルのほうが大きかった。」
↓
「ピカピカの1年生 背中よりランドセルのほうが大きかった」
上記のように「、」「。」はスペースもしくは省きましょう。
不自然になってしまう場合は、改行するのも良い方法です。
【注意点3】避けるべき言葉
おめでたい席にふさわしくない言葉に、別れや不幸などの忌まわしいことを連想させる「忌み言葉」と「重ね言葉」があります。
知らず にこれらの言葉を使い制作してしまうと、当日気分を害す人がいたり、あとから苦言を呈されてしまうことにもなりかねません。
プロフィールムービーはゲストが動画に残すこともありますので、しっかり確認してから制作しましょう。
忌み言葉
忌み言葉は、別れや不幸などの忌まわしいことを連想させる、縁起の悪い言葉のことを指します。
どのような忌み言葉があるか例をあげてみましょう。
別れ・亡くす・冷める・短い・切る・途絶える・離れる・落ちる・負ける・苦しい・壊れる・去る・流れる・消える・終わる・忘れる・忙しい・最後など。
・お忙しいところ・・・ご多用のところ
・おしまい・・・おひらき
・時間の流れ・・・時間の経過
忌み言葉にあたる場合は上記のように言い換えていきましょう。
「忙しい」は亡の字が忌み言葉にあたるため、「いそがしい」と平仮名にすればOKです。
重ね言葉
忌み言葉と同様、重ね言葉にも注意が必要です。
たびたび・次々・重ね重ねなど、繰り返す意味を持つ言葉は再婚を連想させるため、結婚式にはふさわしくないとされています。
どのような重ね言葉があるのか見ていきましょう。
重ね重ね・かえすがえす・いろいろ・わざわざ・たびたび・みなみな様・さまざま・またまた・しばしば・くれぐれも・繰り返す・次々・もう一度・引き続きなど。
・重ね重ね・・・くわえて
・わざわざ・・・ご丁寧に
・くれぐれも・・・今後とも
重ね言葉も言い換えることで問題なく使うことができます。
下記でも詳しく解説しています。
プロフィールムービーで絶対に気を付けて!『忌み言葉』と『重ね言葉』
プロフィールムービー|おすすめコメント集
こちらでは、プロフィールムービーに適したコメントをシーン別にご紹介します。
コメント作成のコツは、写真の説明ではなくできるだけ感情をのせた内容にすること。
小学校の運動会の映像で例をあげてみましょう。
「小学校の運動会 徒競走で1位をとりました」
↓
「必ず勝つんだと 前だけを見て走った運動会」
負けず嫌いで努力家の人柄が伝わるようなコメントになりました。
見て伝わる部分は省き、その時々の気持ちを表現するとゲストの心に残るあたたかいコメントになります。
ここからのコメント集を参考に素敵なプロフィールムービーを作っていきましょう。
オープニングとエンディングの締め挨拶は、文字数をおさえずご紹介しています。
オープニング挨拶
- 本日はわたしたちの結婚式に お越しいただきありがとうございます
- 本日はおいそがしいなか わたしたちふたりのためにお集まりいただきありがとうございます
- 皆さまへの感謝の気持ちとともに わたしたちのこれまでの歩みをご紹介します
- ふたりの誕生から結婚までの歩みをご覧ください
誕生
- ◯◯年◯月◯日 ◯◯家の長男として誕生
- ◯◯年◯月◯日 ◯◯グラムで誕生
- 誕生の知らせに パパが大泣きしたそうです
- ママの抱っこが大好きな甘えっこ
- 赤いほっぺで まんまるの健康優良児
- ◯◯という名は 祖父が名付けてくれました
- 人見知りせず 誰にでも笑顔でした
- よく飲んでよく寝る 当時から良い子でした
幼児期
- 初恋は 幼稚園の◯◯先生でした
- 嬉しくていつも完食 ママのキャラ弁
- いつもお兄ちゃんに くっついて回りました
- 補助輪つけて 兄弟でサイクリング
- 顔が濡れるのがいやで 大泣きの初プール
- お出かけのかえりは いつもパパのだっこ
- 七五三 着物が嬉しくて夜まではしゃぎ
- おじいちゃんおばあちゃんに会えて大喜び
- カブトムシのためなら いちばんに早起き
- 家族旅行 たくさん連れて行ってもらったね
小学生
- パパとママのほうが緊張していた 入学式
- 親友◯◯との出会い これからもよろしくね
- 朝顔を育てた はじめての夏休み
- お姉ちゃんに憧れて ピアノ教室へ
- うさぎのお世話係 この頃から動物が大好き
- 初めて試合に出た喜び いまもわすれられません
- 兄弟ふたりだけで はじめてのお泊まり
- おじいちゃんおばあちゃんちで 大集合のお正月
- 修学旅行の京都奈良 鹿にかこまれて大騒ぎ
- はじめてのバレンタインのチョコにドキドキ
学生時代
- 毎日の朝練 お母さんのお弁当でがんばれた
- スラムダンクに憧れて バスケに明け暮れた毎日
- パパに素直になれなかった でも大好きだった
- 吹奏楽部の仲間は かけがえのない一生の友達
- 修学旅行 リーダーとして3日間がんばった
- 念願の志望校合格 支えてくれてありがとう
- 大好きなみんながいたら 高校生活がんばれたよ
- 家をはなれた大学時代 お母さんのご飯が恋しい
- 地元のみんなと成人式で再会!
- 成人式 お父さんお母さん ありがとう
社会人
- ◯◯年◯月 念願の◯◯会社へ入社
- 素敵な先輩に出会えた ◯◯赴任時代
- はじめてのボーナスで 家族を食事にご招待
- 社会人になって あらためて両親に感謝
- 憧れのダイビング 沖縄の海でマンタに遭遇
- 国家試験合格 ◯◯部署の先輩のおかげです
- 食べるのが大好きすぎて 料理教室へ
- 社会人になっても 地元の友達と最高の夜!
- 転職後も支えてくれる かけがえのない同期
- お母さんと2人で初海外旅行 楽しかったパリ
- いつも感謝してた お父さんからのアドバイス
出会い〜お付き合い
- 出会いは◯◯年 共通の友人の結婚式の二次会
- ◯◯の冬 バイト先の仲間として出会いました
- 新婦への第一印象 なんて笑顔がかわいいんだ
- 新郎への第一印象 格好良すぎてまぶしかった
- きびきび働く◯◯の姿に ◯◯がひとめぼれ
- 笑顔が素敵で 新婦の姿を探すように
- 告白のタイミングを悩んで 夜も眠れなかった
- 初めてデートしたレストランは いまも通うお店
- 趣味のカメラを持って、あちこちにお出かけ
- 周囲のひとすべてに優しい◯◯に惹かれました
- ケンカするたびに たいせつな存在になりました
プロポーズ
- 指輪のサイズが知りたくて 挙動不審に
- ◯◯の夏 思い出の場所でプロポーズ
- ◯◯の素敵なサプライズ 嬉しくてなみだ止まらず
- 1年記念日に 打上げ花火の下でプロポーズ
- 嬉しくて何度も言わせちゃったね、ありがとう
- フラッシュモブ 実は練習してました笑
- 指輪よりなにより その気持ちが嬉しかった
- プロポーズの言葉は 一生の宝ものです
- ありがとう 一生ずっと一緒にいようね
エンディング・締め挨拶
- 本日はわたしたちのために お越しくださりありがとうございました
- 本日この日を迎えられたのは 皆さまのおかげです
- 本日お越しいただいた皆さまに 感謝の気持ちでいっぱいです
- いつも手を繋ぎ 笑いであふれたあたたかい家庭をつくります
- 未熟なふたりに 今後ともご指導ご鞭撻をお願いいたします
- 皆さまに見守られ 家族になれたことを幸せに思います
- わたし達の両親にように 幸せな家庭を築いていきます
- これからもふたりで力をあわせ ともに人生を歩んでいきます
- これからもどうぞわたし達を よろしくお願いいたします
- 引き続き 披露宴をお楽しみください
こちらではプランナーが監修したコメント例がご覧いただけます。
【プランナー監修】結婚式プロフィールムービーのコメント例文集!
プロフィールムービー|コメントのポイント
プロフィールムービーで大切なことは、ふたりの歩みがゲストにきちんと伝わることです。
そのためにいくつかのポイントをご紹介します。
好感がもてるトーンでつくる
新郎新婦の人柄や思いが伝わることをいちばんに、わかりやすさをこころがけましょう。
否定的な言葉や一部の人にしかわからないネタなどもNGです。
ふたりのこれまでと今後の成長を、微笑ましく見てもらえることをテーマに作りましょう
文字の大きさとフォントは見えやすいものを
コメントに選ぶフォントと文字の大きさは、ゲストから見えやすいものを選びましょう。
ムービーの雰囲気に合わせてかわいいフォントを選びたくなりますが、会場のどこからでもきちんと見えるフォントでなくてはせっかくのコメントが伝わりません。
視聴を繰り返し、適したフォントと文字の大きさを選びましょう。
文字を目立たせる色に
コメントの文字色も重要です。
すべて同じ文字色だと、写真によっては色がかぶりコメントが読みづらくなることがあります。
写真に合わせコントラストを効かせて、色や縁取りなどで文字を強調させるのがおすすめです。
フォントと一緒に文字色の確認もしていきましょう。
コメントを入れる位置
どの位置にコメントを入れるかも注意が必要です。
写真の下部に入れることが多いコメントですが、会場のスクリーンの高さによっては、遠くの席の人が見えずらい場合があります。
場合によっては下部にこだわらず、上部や縦に入れましょう。
実際に式場で試写を行い見え方を確認するか、式場からアドバイスをもらってコメント位置を決定しましょう。
まとめ
プロフィールムービーのおすすめコメント集として、オープニングからエンディングまで各シーンに適したコメント例をご紹介しました。
文字数や決まりごとに注意し、ゲストの心があたたまるコメントを入れてムービーを仕上げていきましょう。
感謝の気持ちをコメントにのせて、素敵な結婚式当日を迎えてください。