結婚式にはプロフィールムービーを上映したい。
ふたりのこれまでをみんなに見てもらいたい。
でも、自作ってできるものなの?
本記事ではプロフィールムービーを自作するか考えている人へ、自作の方法やかかる費用、制作のコツをご紹介します。
披露宴で盛り上がる演出のひとつ、プロフィールムービー。
ゲストも楽しみにしているプロフィールムービーは、力を入れて用意したいですよね。
プロにお願いする?それとも自作する?
もし自作するなら費用も時間もどのくらいかかるもの?
わからないことだらけでも、実はプロフィールムービーを自作する人は案外多いです。
自作のプロフィールムービーの完成までを解説します!
プロフィールムービーは自作できる?
プロフィールムービーは自作できます。
動画編集ソフトのテンプレートを使用し制作が可能。
初心者向けの動画編集ソフトが多く出ています。
自作率は半数越え!
結婚式でプロフィールムービーを披露したカップルのうち、6割近くがムービーを自作しているといわれています。
SNSなどで動画撮影が身近になり、自作に挑戦するカップルが増えているといえるでしょう。
スマホアプリで自作できる
結婚式専門の動画編集アプリをはじめ、スマホには多くの動画編集アプリが揃っています。
結婚式にふさわしい好みのテンプレートを選び、アプリの指示に従いカスタマイズし、オリジナルムービーを完成することができます。
使い慣れたスマホで空き時間に少しずつ編集できるなら挑戦しやすいですよね。
こちらのページでは、無料でムービーに使える素材を配布しているサイトを紹介しています。
併せてご覧ください。
無料の素材を使ってプロフィールムービーを作ろう!おすすめ素材サイト
プロフィールムービーを自作する場合の費用は?
動画編集ソフトを無料でダウンロードできても、それ以外にかかる費用はあるのでしょうか?
制作以外で必要な料金も忘れずにチェックしましょう。
目安は〜1万円前後
無料ソフトを使用し、作業もすべて自分たちで行えば制作自体は0円も可能。
こだわりやクオリティを重視して有料ソフトを選んでも、初心者向けなら価格は1万円前後が多いようです。
式場に持ち込むためのDVDは数百円で手に入ります。
持込料金などがかかる場合もあり
制作は無料でも式場への持ち込み料やプロジェクター使用料がかかる場合があります。
プランナーとの打ち合わせでしっかり確認してから制作を検討しましょう。
プロフィールムービーを自作するメリット・デメリット
結婚式までにやらなければいけないことは他にもたくさんあります。
その大半はいままで経験したことがないことばかり。
忙しいなかプロフィールムービーを作ることができるのか、という心配もあるでしょう。
自作することのメリットとデメリットはどのようなものがあるのでしょうか。
しっかり見極めて制作を検討していきましょう。
自作のメリット
いちばんのメリットは低コストで制作できることです。
たくさんのお金がかかる結婚式のなかでは、抑えられる出費はできるだけ抑えたいですよね。
式場へプロフィールムービーの制作を依頼する場合は5〜10万円程度、外部業者への依頼へは2〜5万円ほどが相場といわれています。
自作のデメリット
自作には労力と手間が挙げられます。
初心者向けのソフトでも人によっては負担になってしまうことも。
ご自身のスキルと相談しながら自作可能か判断しましょう。
結婚式までの限られた時間でやらなければいけないことは想像以上にたくさんあります。
遅くとも3ヶ月前には着手し、式場側にも自作する旨を忘れずに伝えましょう。
楽曲使用時の著作権への注意点
プロフィールムービーで使用する楽曲には著作権があるのをご存知でしょうか。
個人で楽しむぶんには問題ありませんが、結婚式等で披露されるムービーに使用する楽曲や映像には著作権が発生します。
もちろん正規の手続きを踏めば使用可能ですが、申請には手間がかかり、使用料も必要です。
出来上がったあとで著作権法にひっかかり、上映ができなくなったなどということはなんとしても避けたいものです。
著作権フリーサイトを使用して解決
式場を通して申請が可能な場合もありますが、おすすめの方法はこちらです!
著作権を侵すリスクを避けるには、著作権フリーの楽曲を使用しましょう。
音楽著作権フリーBGMサイトでフリー素材が手に入ります。
プロフィールムービーへの楽曲挿入はこの方法が安心です。
プロフィールムービーはどんな内容でつくる?
新郎新婦、それぞれの誕生〜幼少期〜学生時代〜出会い〜結婚まで、という流れが一般的です。
ゲストに伝えたいことをしっかり整理して制作にかかりましょう。
ムービー全体のテーマを決める
ほんわか系、オシャレ系、コミカル系、パロディ系、劇画風など、テーマが決まるとイメージが湧いて編集作業もしやすくなります。
ふたりが好きな映画をパロディにしたり、会場全体で笑って楽しくを狙いコミカルになど、ふたりで相談しながらテーマを決めていきましょう。
エピソードを添える
新郎新婦の誕生のシーンにはご両親の思いを、幼少期や学生時代には誇らしい思い出やクスッと笑えるエピソードを、テロップやナレーションで添えましょう。
特に出会い以降の、初めてのデートやプロポーズなどはしっかり作り込んで盛り上がるシーンにしたいですね。
プロフィールムービーを自作するコツ
コツの押さえ方で、制作にかかる時間やムービーの質も変わってきます。
プロフィールムービーを作る前に、ぜひ知っておいてほしい重要な2点について解説します。
ポイントをしっかり掴んで、素敵なプロフィールムービーを仕上げていきましょう。
上映時間の長さは6〜8分
6〜8分ほどが集中して見ていただける長さと言われています。
この長さにふたりのプロフィールをを、ギュッと詰め込んでいきましょう。
下記の構成をぜひ参考にしてください。
ムービーのカギとなる構成を作る
思いつきで作り出しても、質の良いムービーにはなりません。
まずは簡単でも構成を作りましょう。
シートに、ここまで⚪︎秒、ここには写真、ここでBGMを切り替えて、などと台本を書いていくようなイメージで書き出していきます。
〜上映時間が6分前後の場合〜
①オープニング20秒
②新郎プロフィール1分30秒
③新婦プロフィール1分30秒
④出会い〜結婚までが2分
⑤エンディング30秒
このように、おおよその構成ができると制作の流れがイメージしやすくなります。
その上で強調したい場面をピックアップして、それぞれのシーンにかける時間を調整していきましょう。
エンディングはゲストへの感謝の言葉で締めくくるのもいいですね。
飽きさせないようにテンポよく
写真、映像、音楽、テロップやナレーションをテンポよく使うと、見ている側も惹きつけられ飽きずに楽しめます。
当日のゲストをムービーに出演させるのも盛り上がるコツです。
客観的に視聴を繰り返し、ブラッシュアップして完成させましょう。
まとめ
結婚式のプロフィールムービーはスマホの無料アプリでも作ることができます。
手間と時間がかかりますが、低コストで作成できることが最大のメリット。
式場に相談の上、余裕を持って3ヶ月前には着手しましょう。
素敵なプロフィールムービーで記念の日を迎えてくださいね!