「プロフィールムービーを自作したいけれど、ゲストが楽しんで見てくれるにはどのような構成にしたら良いのだろう…」とお悩みの方はいませんか?
ムービーを自作すると構成が自由な反面、決めることが多くて迷ってしまいますよね。プロフィールムービーの基本構成を把握しておくと、ゲストが見やすいムービーを作ることができますよ。
今回はプロフィールムービーの基本構成と、そのほかの構成アイデアをご紹介します。プロフィールムービーを自作される新郎新婦はぜひ参考にして、素敵なムービーを作ってくださいね!
まずは全体の長さを決めよう
プロフィールムービー作りは、まず大体の長さを決めることから始めましょう。長さを決めれば使う写真の枚数も決まるので、「どのパートに何枚使う」といった構成が組みやすくなります。
プロフィールムービーの長さは、一般的に5~8分のものが多いです。5~8分間だと、1枚の写真を8秒間表示させる場合、写真は30~50枚使えますよ。
基本の形「3部構成」
プロフィールムービーの基本形は、以下のような3部構成です。
- 新郎の生い立ちパート
- 新婦の生い立ちパート
- 2人のなれそめパート
この3部構成に導入部分のオープニング、締めのエンディングを加えると以下のようになります。
【5分の例】
- オープニング(15秒/Welcome to our Wedding Reception…など)
- 新郎タイトルカット→新郎生い立ち写真(90秒/10枚)
- 新婦タイトルカット→新婦生い立ち写真(90秒/10枚)
- 2人タイトルカット→2人写真(90秒/10枚)
- エンディング(15秒/本日はおいそがしい中ご出席くださり 誠にありがとうございます…など)
タイトルカットとは、「新郎’s History」「新婦’s Story」「そんな2人の出会いは…」など、「これから新郎/新婦/2人の思い出写真が流れるのだな」とゲストに分かってもらうために挟む画像のことです。
ムービー制作会社の商品にも大抵含まれているので、自作するときもあったほうが分かりやすくて良いですね!
各パートの時間をそろえよう
「新郎の写真が少ない…」とお困りのカップルは多いですが、新郎写真の不足分を新婦写真でカバーするのはおすすめしません。
多くの場合、プロフィールムービーは新郎パートから始まるため、新郎パートが写真5枚で終わったのに対し、新婦パートが15枚もあると「長いな…」と感じてしまいやすくなります。
見ている人は「新郎パートがこれくらいの長さだったら、新婦や2人のなれそめパートも同じくらいだろう」と思って見ているので、3パートの長さを一緒にしてあげるのが、ゲストが見やすいムービー作りのコツです。
こんな構成アイデアも
基本の3部構成をご紹介しましたが、こうしなければならない訳ではありません!自由な発想でオリジナリティあふれるムービーを作れるのが自作のメリットです。
ここでは、プロフィールムービーの構成アイデアを5つご紹介します。
構成アイデア①新郎新婦の生い立ちを交互に
新郎と新婦パートを分けず、時代で区切って交互に生い立ちを見せる構成です。
【例】
- オープニング
- 新郎タイトルカット→新郎赤ちゃん~幼児期写真
- 新婦タイトルカット→新婦赤ちゃん~幼児期写真
- 新郎学生時代写真
- 新婦学生時代写真
- 新郎社会人写真
- 新婦社会人写真
- 2人タイトルカット→2人写真
- エンディング
話があちこちに飛びやすいので、タイトルカットやコメントで分かりやすくまとめましょう!
構成アイデア②年代を軸に
「2000年に新郎は〇歳で、新婦は〇歳。そのときの写真がこちら」というように、特定の年代を切り取って2人の写真を見せる構成です。
【例】
- オープニング
- 1995年タイトルカット→新郎写真→新婦写真
- 2000年タイトルカット→新郎写真→新婦写真
- 2005年タイトルカット→新郎写真→新婦写真
… - 2022年タイトルカット→2人写真
- エンディング
特に年齢差のあるカップルは、ギャップが視覚的に分かり盛り上がるでしょう。
構成アイデア③時系列を逆に
よくあるプロフィールムービーは過去から現在へと進みますが、時系列を逆にして現在から生まれたときまで遡っていく構成も面白いですね。
-
- オープニング
- 2人タイトルカット→2人パートの写真を最近~過去の順で
- 新郎タイトルカット→社会人~赤ちゃんの順で
- 新婦タイトルカット→社会人~赤ちゃんの順で
- エンディング
最後が赤ちゃんで終わるので、両親への感謝をムービーのテーマにしたい方にぴったりです。
構成アイデア④撮影したインタビューを入れる
2人パートにプロフィールムービー用に撮影したお互いのインタビューを挿入するのも会場が盛り上がりますよ!
インタビューのテーマは
- 第一印象は?
- 一番好きなところは?
- 直してほしいところは? など、お互いに関することならなんでもOK!
お喋りが上手な2人ならトーク番組のようになり、長めのムービーでもゲストが退屈しないでしょう。
構成アイデア⑤写真に2人がコメント
お互いの写真に、新郎新婦2人が一言ずつコメントしていくスタイルです。
顔写真と吹き出しなどを写真に合成するような形になるので、ある程度の編集技術が必要ですが、ツッコミコメントはゲストの笑いを誘いやすいですよ。
賑やかな披露宴にしたい方におすすめです。
BGMは何曲?
プロフィールムービーのBGMは1~3曲の中から選ぶのが一般的。
それぞれの特徴は以下のとおりです。
- 1曲使用…短めのムービーに
- 2曲使用…新郎新婦の生い立ちパートで1曲、2人のなれそめパートで1曲
- 3曲使用…それぞれのパートで1曲ずつ
J-POPは5分くらいの曲が多いので、短めのムービーなら1曲をすべて使うこともできます。
パートでBGMを切り替える場合は、生い立ちパートはアップテンポな明るい曲、なれそめパートはしっとり系のバラードなど、曲調を変えると緩急がついて引き込まれるムービーに仕上がりますよ。
プロフィールムービーのBGMについては
もぜひご覧ください!
自作するとき、構成で気をつけたいポイント
プロフィールムービーを自作する場合、結婚式場のプランナーさんから指示があるかもしれませんが、「ムービーの最初と最後に黒画面を入れる」のを忘れないようにしましょう。黒画面があると、当日の上映がスムーズになります。
また、プランナーさんにはあらかじめ「プロフィールムービーに使える時間は何分か」も聞いてから制作に取りかかりましょう。
【自作する方向けのお役立ち記事はこちら】
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プロフィールムービーに使える!おしゃれな素材サイトまとめ
プロフィールムービーの基本は3部構成!アレンジも◎
プロフィールムービーの基本は、「新郎生い立ちパート」「新婦生い立ちパート」「2人のなれそめパート」の3部構成です。
まずはムービー全体の長さを決めると、それぞれのパートの長さと写真の枚数を決められます。プロフィールムービーにはオープニングとエンディングも入れて、本編に入りやすく、かつ終わりは余韻が残る仕上がりにしましょう。
また、新郎新婦の生い立ちを交互に見せたり、現在から過去へ遡る時系列にしたりと構成のアイデアはいろいろあります。お2人をより深く表現できる構成を見つけてくださいね!
「自作はちょっと難しそう…」という方は、ムービー制作会社に外注するのもおすすめです。
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